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福島のある「農産物直売所」の物語が本になりました。「味つけは農家がしてくれる~立志篇~」

・・・あの未曾有の超巨大地震が起こる2年前、その福島に小さな農産物直売所が1つオープンしました。・・・
波に呑み込まれながら一進一退を繰り返す毎日。・・・

震災からまもなく6年。NPO法人がんばろう福島、農業者等の会は、現在52の農家で販売活動等を行っていますが、
その会員のひとり・・この方は、震災前から、福島県郡山市で農産物直売所を営んでいました。
この本は、その小さな直売所店長の物語です。
波乱にとんだ日々をブログにしていましたが、このほど、それが本になりました。
この時期、全国の皆様にぜひ読んでいただきたい本として、ご紹介させていただきます。
(NPO法人がんばろう福島、農業者等の会 理事長 齊藤登)

書籍タイトル:味つけは農家がしてくれる~立志篇~
著者名:大澤秀城
発売日:2017/2/20
出版社:日本橋出版
https://nihonbashi-pub.co.jp/
販売ページ:Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4908862079



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NPO総会・意見交換会の開催について~がんばろう福島、農業者等の会~

次のとおり開催しますのでお知らせします。
会員農家以外の方も、オブザーバーとして出席が可能です。

通常総会の実施について(通知)
1 開催日時:平成29年3月14日(火)14:30~16:45
2 開催場所:福島市上町4−25「福島テルサ」4階つきのわ
    ※福島テルサ駐車場(テルサ南側約200m)に駐車されると2時間無料。
必ず駐車券を会場にお持ちください。
3 内容
(1) 通常総会
➀平成28年度事業報告・収支決算 ②平成29年度事業計画・収支予算
(2)意見交換会
★栽培技術、商品のブランド化、販売戦略等について、意見・情報交換会を行います。
4 その他
(1) 新規会員加入を希望される方は、総会終了後「会員申込」を行う事ができます。継続会員・新規会員の会費(年間3000円)については、総会終了後会場において、又は、後日銀行振込にてお願いします。
(2) 総会終了後、福島駅近くの二本松農園直営居酒屋「たくの実」(福島市置賜町4-6)において交流会(会費3000円)を行います。こちらもふるってご参加ください。

特定非営利活動法人がんばろう福島、農業者等の会
理事長 齊藤登

日本トルコ文化交流会から「日本復興の光大賞(特別賞)」をいただきました。

昨日、東京「明治記念館」において、
NPO法人がんばろう福島、農業者等の会として受賞しました。
この賞は、「光が当たっていないが地道に活動を行っている団体」に贈られるということで、
当NPOがそれに選ばれたのはうれしく思います。
52農家の会員農家、全国5000人を超える当NPOを通して福島県産農産物をご利用いただいている
お客様と分かち合いたいと思います。

特定非営利活動法人がんばろう福島、農業者等の会理事長 齊藤登

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震災からの人気商品~ゆべし~

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震災から6年を迎えますが、この間、継続して人気の商品をご紹介します。
今、数メートルの雪が積もっている豪雪地帯奥会津只見町から、
「ゆべし」と「味みそ」。会津の伝統的な味がします。
震災直後、観光客の激減により、大変でしたが、
このネットや首都圏における復興販売で紹介していった結果、
味の良さが評判となり、復活していきました。
今ももちろん、次のネットショップでお買い求めいただけます。
http://www.nihonmatsu-farm.com/

震災から6年「福島県農業の現状」

まもなく東日本大震災から6年を迎えます。
昨日も名古屋で500人の皆さまにお話しをしてきましたが、
「福島県農業の現状」についてまとめてみました。
南相馬市小高、飯館村、川俣町山木屋地区・・・次々と、避難区域が解除になっていきますが、現実は、「福島県の復興(特に農業)は、基本的には進んでいない」というのが現場の印象です。
これは、そもそも復興とは何ぞや、という点に行きつく点があるのですが、除染をしたから、堤防ができたから、住宅地のかさ上げをしたから、風評被害払しょくの広報をしたから・・・
というような現象面だけでは本当の意味での復興にはならない、ということだと思います。
11月22日の地震で、福島県沿岸部に津波警報が出ましたが、小名浜から内陸につながる道路は渋滞を起こしました。5年前の震災の際、逃げようとした車に津波が押し寄せ多くの人が亡くなったのではなかったでしょうか。人を救うということは、まず、何から優先にやっていくべきか・・の戦略がないように思うのです。
福島県の経済も、これまでは「除染バブル」で、建設業を中心に一見経済が潤っているように見えましたが、その仕事も最近どんどん減って、県全体の経済が再び衰退の方向に向かっているように見えます。福島県の経済が、本当に苦しくなるのは実は・・・これからなのです。
広く放射能の影響があった、そのイメージはいまだに残っている、10万人以上も避難し、いまだに8万人が帰れない(帰らない)ということは、福島県経済の根底がやられている、ということになります。まずはこの現状をしっかりと認識し、そのうえで、次はどのような方向に向かうかと、ということです。たしかに、新エネルギーやドローン開発・・行政は福島県に新しい産業を興そうとしていますが、大切なのは「震災前にあった産業もいかに復活させていくか」ということです。ただし、「復活」と言っても、単なる前に戻すのではなく、震災を踏まえ、また、日本中・世界中の人々に応援を受けたその「人と人とのネットワーク」を活かして、創造的な復興に進んでいくか、ということです。
農業について言えば、いわゆる風評被害の払しょくもあまり進んでいないように思います。
これは、福島県の農業界自体が「風評被害」というものを理解していない、ということに起因している面もあります。確かに、野菜や果物は震災前の販売水準に戻りつつありますが、それは安定しているのでしょうか?これは、生活の基盤である食べ物というものは、生産者と消費者が安定的につながっていかないと、本当の意味での流通復活ということにはなりません。米については、いまだに首都圏のお米屋さんやスーパーで「福島の米」を見かけることは少ないです。1100万袋もの米を放射能検査を行っても、流通が復活しない、ということは、原因は「放射能が入っているかいないか」ではなく「放射能の過去のイメージ」を引きづっていることに起因している、ということになります。日本における米の消費量自体が下がっていますので、なにも福島の米でなくても・・・といういわゆる「ことなかれ主義」、6年間近くスーパーの棚に置かれていなかったものを、再び商品として棚に戻す難しさ・・・これは流通のシステムにも起因しています。
このように、風評被害ひとつとっても、その原因と現状は複雑なものがあります。
このような中で、私たち、福島県農業者は、何をしていかなければならないのか、それは二つ「おいしいもの」をつくる努力と、「消費者と直接つながって」福島型の新しい食の流通を創っていく、ということです。
このような目標のもと、福島県内52の農家で組織するNPO法人がんばろう福島、農業者等の会(事務局二本松農園)では、努力しています。
先週から、浪江町から福島市に避難している石井さんという農業者がつくった「かぼちゃまんじゅう」をネットショップに載せたところ、全国からお買い求めをいただいています。これも、かぼちゃまんじゅうが「おいしく」なければ長続きしません。
二本松農園では、近所のおばあちゃんがたが集まり、今年どのような野菜を作るかの作戦会議を始めました。これは、二本松農園のネットを通じて「全国の人が買ってくれる!」という希望が生まれたからこそ、そのような行動になってきたのです。
先日は、南相馬市の農家が二本松農園を訪れ「帰還したので、これから地域の人たちで野菜をつくりたい。売り先がないとやる気が起きないので、ぜひ、二本松農園で買って欲しい。」
ということでした。この夏頃から、この方々がつくった南相馬市産の野菜をセット野菜「ふくしま新ブランド」の中に入れ全国の皆さまにお届けできるようになるでしょう。すごく楽しみです。
このように、福島県の農業者自身が行動を起こしていかなければなりません。
私は、それを全国の皆さまに「つなぐ」仕事を今後も精一杯やっていくつもりです。
今後とも福島県農業をよろしくお願いします。

次のネットショップで福島県農業とつながれます。
(里山ガーデンファーム)
http://www.nihonmatsu-farm.com/

2017年1月27日
NPO法人がんばろう福島、農業者等の会
農業生産法人 二本松農園
代表 齊藤登




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NPOがんばろう福島農業者等の会

Author:NPOがんばろう福島農業者等の会
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