FC2ブログ

有機ネット連続セミナー「有機栽培による果菜づくり」に参加

2013年1月26日(土)、二本松市市民交流センターにおいて、
北海道の瀬川守氏(当麻グリーンライフ、有機農業技術会議)、及び福島県山都町の小川光氏(チャルジョウ農場)をお招きして、主に、トマト、きゅうり、なすなど果菜の有機栽培方法について講習会を行いました。
お二人の栽培に共通しているのは、苗自体が持っている生命力の強さを引き出し、結果として病気になりにくくし、農薬等の使用を抑えるというものでした。長年の成果によるそのワイルドな講演内容に、約40名集まった福島県内の有機農家も感嘆しきりでした。★がんばろう福島、農業者等の会も参加しました。
kouenn.jpg
次は、3月23日(土)、会津において「エネルギー」をテーマとした講習会を開催しますので、参加ご希望の方はがんばろう福島、農業者等の会までお知らせください。
【NPO法人がんばろう福島、農業者等の会事務局 E-mail g@farm-n.jp】
スポンサーサイト

浪江の方々と餅つき大会

二本松市内には、現在、浪江の方々約3000人が避難されています。
特に、借上住宅にお住まいの方々は、別々の生活で、孤独な生活をされていらっしゃる方もおられます。
このような状況に対応するため、借上げ住宅にお住いの方々の交流を拡大することを目的に、2013年1月24日(木)、自治会組織「集まってみっ会」(福島弁で「集まってみましょうか」の意味)が立ち上がりました。
これに合わせて、二本松市民と地元農家との交流も促進するため、福島県有機農業ネットワークでは、「餅つき」のお手伝いをしました。
namie.jpg
慣れない手つき腰つきながら、ぺったんぺったん、明るい雰囲気が流れました。
餅つき後、有機ネット、菅野理事長から、「放射能と福島県の農業」に関する講演が行われ、会場からは、放射能対策に関する取組に改めて認識されていらっしゃいました。福島県有機ネットでは、農業を通じての、生きがいづくりや、避難者と地元住民との交流事業も行っています。浪江の方と二本松市民が一緒になって農業ができれば良いと思っています。(福島県有機農業ネットワーク事務局)

野菜1品からネットでご購入可能となりました!

いつも、福島県農業への応援・ご支援ありがとうございます。
「がんばります。福島県農業」のネット直販サイトについては、
http://www.nihonmatsu-farm.com/風評被害に対応するため、震災直後の2011年3月30日にOPENし、これまで全国3800名様の会員から、延べ9000件超のお買い求めをいただきました。
このサイトに商品を提供する福島県内農家も、現在20軒を超え、1カ月前には、これらの農家で「NPO法人がんばろう福島、農業者等の会」を結成するまでに至りました。これもひとえに、福島県農業を応援いただける全国の皆様のお蔭と深く感謝申し上げます。
しかし、これまで一つだけ、応援いただいている皆様のご要望に応えられない事がございました。それは、「小ロットでの販売」です。
ネットでいただいたご注文は、福島県中央部の「二本松農園」のパソコンで受注しますが、その内容は、二本松農園から県内各地の担当農家にFAXで受注連絡を行い、その農家から直接全国のお客様に商品を発送するシステムをとってまいりました。二本松農園から他の農家の間は、遠い場合100km以上になりますので、とても、二本松農園に一旦集めて同一梱包で発送することはできなかったのです。そのため、それぞれに送料がかかるため、どうしても、販売ロットが大きくなってしまっていたのです。「小人数なんだから、もっと少ない量で販売できないの?」とのお問い合わせが非常に多く、それに実質的に応えられないことが悩みで申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それが、今日からできるようになったのです。
ネットをご覧いただければ分かりますように、
http://www.nihonmatsu-farm.com/ネギ2本、冬菜1束、にんじん1袋、りんご1個、ゆべし1本、ドレッシング1本、味みそ1個のように、お客様のご希望に応じて、単品買いをいただき、早ければ当日中に同一梱包で発送することが可能となったのです。これで、ご家庭のお人数に応じて必要な分をご購入いただくことが可能です。これが実現できたのは、ご利用件数が増えたため、毎日、二本松農園のスタッフが可能な範囲の農家の集荷作業を車で行えるようになったこと、加工品については、二本松農園にある程度のストックが可能になったこと、宅配料の低減がはかられたこと等が理由です。
みなさん、思う存分このシステムをご利用ください。そして、残念ながら今も風評被害の中にある福島県農家を助けていただくとともに、やがて、ご家庭の日常的なご利用に至れば、私達としてこれ以上うれしいことはありません。

福島は、この季節雪も深く(二本松農園のまわりの畑には30cm程の雪がございます。)、野菜も限られておりますが、その代わり、福島県農産物を原料とする「加工品」が多くあります。ぜひ、試験的なご利用をいただければ幸いです。

この夏には、たとえば、桃2個、きゅうり5本、トマト3個、にんじんドレッシング1本が一つの箱で翌日午前中に届く!そんな事も可能になります。

2013年1月21日
NPO法人がんばろう福島、農業者等の会代表
二本松農園代表 齊藤登

公開討論会報告~原発事故・放射能汚染と農業・農村の復興の道~

ganba.jpg

公開討論会結果
原発事故・放射能汚染と農業・農村の復興の道

日時:2013年1月20日(日)13:30~17:00
場所:立教大学池袋キャンパス
マキムホーム(15号館)M202教室

討論者
小出裕章:京都大学原子炉実験所助教
明峯哲夫:有機農業技術会議代表理事
中島紀一:茨城大学名誉教授
菅野正寿:福島県有機農業ネットワーク
コーディネーター:大江正章 コモンズ代表

小出
福島原発で放出された放射性物質は、広島・長崎の数百発分。
二本松市における汚染は、1平方メートルあたり6万ベクレル。
放射線管理区域の基準は1平方メートルあたり4万ベクレル。
大地そのものが汚染されている。
本当ならその地から人を引き離さなければならない状態。
被ばくをしながら福島の農民は生きている。
それにどう立ち向かうかが今日の課題。
このような場所には住むべきでない。
すぐに移住すべき。

菅野
阿武隈はアイヌ語で牛の背中という意味。
桑畑も荒れ放題という中で、地域づくりを進めてきた。
首都圏の皆様との産直提携を進めてきた。
県外に16万人も避難している。異常な状況である。
低線量被ばく、内部被ばく(野菜を食べる)が福島県の住民を不安にさせている。
年間の被ばく量を5ミリシーベルトにするのか1ミリシーベルにするのかで国も迷っている状況。
二本松市は、毎時0.8ミリシーベルとのところもある。
娘は、ホールボディカウンターでNDとなったが、カウンターにも検出限界というものがある。
基準が体に与える影響が分からないのが問題。
学校給食で地元産の米を使うようになったが、野菜は復活していない。
住宅除染も始まり、1戸あたり80~100万円。
大手ゼネコンが行っている。線量も元に戻ってしまっている。
杉林とか松林とかの場所が線量も高い。
いくら住宅除染をしても元に戻ってしまう。
周辺の森林除染をすべき。大手ゼネコンが行っている除染を住民で行う必要がある。

復興のプロセスに住民をもっと参加させるべき。
今回の問題を食べる食べないとか、逃げる逃げないという狭い議論にして欲しくない。
地方に何もかも押し付けてきた、日本の歴史の問題。歴史の縦軸で考えていきたい。

大江
低線量被ばくの危険性を菅野さんも気にしていた。
この点小出さん。

小出
議論するまでもない問題。
放射線はどんな低くても危険!
これぐらいなら安全だ、という基準はない。
被ばくは特に子供たちが危険。

中島
震災直後の3月には、農業はアウトだと思った。
しかし、避難区域以外の農民は畑を耕した。
菅野は自前の測定機で測ったが放射能は出なかった。
全袋検査では、99.8%が25ベクレル/kg(米)以下。
特別に出るものはあるが、その他は出ていない。
これはまぎれもない事実。
ただし、果物や山野草、タケノコ、きのこは出やすい。

小出
数字は数字の危険性がある。
問題はそれにどう向き合うか。
25ベクレル以下だから安全というものではない。
きのこ産業は大変だと、私も思う。
私は500ベクレルだって大人だったら食べれば良いと思う。
問題は子供をどう守るかだ。

中島
米の今の全袋検査の測定レベルが25ベクレルということであって、
ゲルマで測定すると数ベクレル程度。
25と言ったから、では20は? とかそういうことを言っているのではない。
言いたいのは、もっと高いレベルを予想していたのに、
現実はそうでなかったということ。
移行率が相当低かったということは認識すべき。

小出
移行率そのものは植物によっても、土壌の性質によっても異なる。
ベラルーシでカリ欠乏の土壌では、移行率が高かった。
日本はカリ欠乏土壌ではないので、移行率は低かった。
それは喜ばしいことと思う。
では、その土壌でどのような農業をすべきか?
今は地表面が汚れている。それにたい肥を入れればさらに汚染される。
それに対して近代農業のカリ肥料は岩塩でできているため、作物に入るセシウムの量を減らすことができる。

中島
循環型の農業の有機農業は困ったなと、最初は思った。
実態としてその状況は違っていた。
空気中の放射性物質は、地表のごく薄い部分に降った。
地中はそれと比べにならないくらい膨大。
土はガンマ線を遮断する効果も高い。
カリ欠乏の関係は、
植物側から見た場合だけでなく、
植物にすえないように土でコントロールするという考え方もある。
土そのものが持っている機能によるところが大きい。
循環型だからセシウムも循環するということではない。

明峯
有機農業だから移行率が低いということは残念ながら言えない。
放射能汚染にしきい値がないということはあたり前の話。
線量の議論をしたいのではなくて、放射線は危険ということを前提にしたい。
その先に福島に止まって農業を行う意味。
そこが重要なのだ。
現地でがんばっている農業者への外部被ばくは無視できない。
このような農業者の犠牲の上にたって、農産物がつくられている。
危険だから逃げたら良い、という単純なものではない。
これは有機農業に限らない問題。

菅野
有機質で質の良い農地はベクレル数は低い。
これは2年間の経験で分かってきた。

まさに管理区域と言われている中で農作業を行っている。
なんで君は逃げないんだとヨーロッパの記者に言われた。
3500年の日本の稲作文化は農耕民族。
どうやってこの土地で生きるかの問題。
逃げる訳にはいかない。

明峯
「危険かもしれないけど逃げる訳にはいかない」ということ。
これが議論されていない。この第3の道を選択した人が圧倒的に多い。
このことの意味を問うべき。
不安をもちつつ止まる人は多いということ。

小出
被ばくは必ず危険だ、ということをまず認識すること。
本当は逃げたいけど逃げられないという人もたしかにいる。
これは、国がなんの支援もしないので逃げる訳にいかない、というだけではないか。
特に農業者は逃げられない。そのような苦悩の中で生きていることは分かる。

明峯
農業、林業と漁業は逃げられない。
その状況を招いたのは東電と国。
それは前提。あたり前の話。
逃げられない営みはある。
逃げられない人によって社会が支えられている。
福島県産を食べないということは、福島から逃げているということになる。

中島
本来その土地に生きるということが人間。
二本松東和でアンケートをとったが、自給自足が進んでいる地域。
いちばん人間らしい生活をしている。
本来のくらし方だから逃げない。
人類が持っている価値の問題。

菅野
放射能汚染以外にもリスクはたくさんある。
東京の人こそまさに逃げるべき、ではないのか。

小出
私も東京から逃げるべき、ということには共感する。
私達が立ち向かっているのは放射能。
どこかに逃げるという選択視があるべき。
特に子供は。

明峯
爆心地で農業をやっている訳ではない。
程度の問題。
たったひとつの数字だけで人生を左右させられてたまるか、
という人もいる。
あえて危険な事をするのもまた人間。
人間の持つファクターが重要。

小出
国が責任を持つべき。
しかし、現在の福島県の住民の取り残し方は問題。
低線量でも人を元の地に返すべきではない。
農業を守るために、そこに止まるということは、子供も止まらせるということ。
その考え方には躊躇する。

大江
この討論会は何が正しいのかを決めるものではない。

中島
結果として食べ物からの内部被ばくは少なかった。
外部被ばくも、
セシウム134の方がガンマ線が強いので、(その半減期が近づいているので)今後は弱くなるはず。

大江
子供には食べさせられないのか?

明峯
子供の健康に関しては異論の出しようがない。
しかし、子供だけ特別扱いして良いのか。
子供も戦いに参加させるべきではないのか。
子供を守ることが最優先なのか。
子供を育てるということは健康面だけの問題なのか。
暴論だと思うが、あえてそれを前提に発言している。

菅野
自分の作った野菜は、当初心配の中で食べた。
しかし、測定したら10ベクレル以下だった。
じいちゃんばあちゃんはこれなら孫に食べさせられる、と喜んだ。
随分野菜を子供に食べさせる家も増えてきたが、まだ、別々という家庭もある。

明峯
これも程度の問題。
ファクターは二つ。健康が唯一の選択ではない。
子供を「どう育てるか」とのファクターもまた存在する。
子供に、「一緒に戦おう」ということも、また親の責任ではないだろうか。

小出
子供に危険が迫るものはやるべきではない。
私は、(子供の)お釜は別にする。
(会場拍手)
私は、チェルノブイリの後でも、汚染されたヨーロッパの食品は食べた。
しかし、子供には食べさせなかった。
選択はいろいろあるが、放射能は危険。

明峯
食卓を一緒にするということも大切。
逃げることのできない食生活もあるということも知るべき。

(休憩)

大江
会場から質問。ストロンチウムとプルトニウムの汚染度合と影響

小出
大量に出たのはヨウ素。
ただし、半減期は8日なので消えた。
ストロンチウム90の放出量は、セシウムの1000分の1程度。
プルトニウムも、さらにその1000分の1。なので、影響は少ない。
従って、何より注意すべきはやはりセシウム。
ただし、「海洋」にあたっては、ストロンチウムがセシウムと同じぐらいの量で放出されている。
海産物のストロンチウム汚染は今後注意すべき。

大江
農作業中の内部被ばくに関しては。

小出
けがをした傷口から放射性物質が入ると危険。ほこり。目からも。
マスクをすればかなり防げる。

菅野
2年目になると、農業者も放射能に関して鈍感になっている。
慣れが怖い。どろ水から水田にセシウムが入る可能性が高い。
そのような対策は必要。
もっときっちりとした農民の健康検査をする体制が早急に必要。

大江
しからば、西日本の野菜は安全なのか?

小出
世界中の農作物が福島の事故で汚染されている。
西日本の野菜だから安全だと思ってはいけない。
程度が違うだけ。
どんなものも汚染されている。
安全なものはない。
安全でないということを知りつつ、それとどう向き合うか、ということ。
映画で18禁があるが、食べ物に、たとえばそのような制度を導入する。
60禁とか。そのような仕分けが必要。
それによって、農業も支えられる。
産地だけで判断すべきではない。
世界中の食べ物を測定し、対策を考えるべき。

中島
1ベクレル程度であれば、60禁というような話にはならない。
子供たちだけを取り上げることは、リアリティーに欠ける。
北海道や九州からも出たことがあったが、原因は機械の性能。
セシウムとカリウム40の区物ができなかった。

大江
居住が禁止されている農民へ支援のあり方。

中島
居住禁止がどの程度続くかが心配。
仮設でも、自分の食べるくらいの野菜をつくれるようにすることが大切。
補償の問題もある。
事故前レベルの補償がいつまで続くかが問題。
避難区域が解除されると補償金が減額になるのではと心配する。
仮設で仕事を持ててる方は少ない。補償金で生活している状況。

菅野
主食である米と、たまにしか食べ物は、基準を変えるべき。
福島の現状にあったものに。

大江
土地に対する単なる執着?

小出
それは、そのような考え方もあるだろう。
一概にこうしろ、とは言えない。

中島
危ないという話はたくさんあるが、
そこでも、子供も含めて生活すべきという議論が少なすぎる。
これをいうと攻撃される。

明峯
子供と一緒に食べるということを、「あえて」言わなければならない。
ここまで来ると、日本の社会の問題。子供の育て方の問題。

大江
福島県農産物の流通状況は?

(会場から)
大地を守る会の戎谷さん

福島は一大産地。
しかし、風評被害や拒絶反応は確かにある。
慎重な傾向は今も変わっていない。
測定もやってもらっている。

菅野
福島の問題は、20~30kmの線引き。
実際は、その他の地域でも放射能がまだらに存在している状況。
50mメッシュの調査。その実態調査がないままに、膨大な予算で除染を行っている。
大規模ハウス、野菜工場ができつつある。それが本当の農業の姿なのか?
これは日本の農業自体の問題。
福島の現状を見ていただいて今後考えていきたい。

大江
支援のあり方

中島
その地域で抱えている苦悩は複雑。
福島の農業者が何を欲しているのかから出発する必要がある。

(以上、17:00終了)
【以上の記録は、特定非営利活動法人福島県有機農業ネットワーク 齊藤登 ⇒ 現場から速記録し、瞬時にこのブログに上げたものです。】


被災地支援野菜の送付について~第17回目~【ご報告】

「被災地支援野菜」にご協力をいただいた皆様へ【ご報告】

当被災地支援野菜にご協力をいただきましてありがとうございます。
第17回目は、いただきましたご支援により、10月11日に
二本松農園産の「枝豆(大豆)約100kg」、11月21日に二本松農園産の「ブッロコリー約6kg」、
12月25日に二本松市内産「信夫冬菜約10kg」を、南相馬市所在の障がい者福祉施設、「NPO法人あさがお」さんに、宅配でお送りしました。
「あさがお」さんの施設では、今だ原発周辺から避難された障がい者の方が多数おられ、
今だに、食料等に困っていらっしゃる、とのことで、今回も、新鮮な野菜をお送りしました。

今回の支援にあたっては、全国27名様から合計100口、大阪に本社のある人材派遣会社様から24口の合計124口、金額にして62000円をご協力いただきました。
これらについては、上記野菜代と送料に使わせていただきました。
今回、ネット上の募集が満口に達したのは12月下旬でしたが、早く野菜をお届けしたかったため、
満口に達する前に、二本松農園立て替えで送付をさせていただきました
これらの写真を添付させていただきます。
以上、ご報告申し上げます。
今後とも、被災地支援野菜にご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。

なお、第18回目の支援をネットにて募集を開始いたしました。「あさがお」だけでなく、南相馬市の「NPO法人ほっと悠」、宮城県亘理町の「亘理いちごっこ」
も新規で募集をいたしておりますので、ぜひ、ご支援の程お願いします。
http://www.nihonmatsu-farm.com/

【二本松農園 代表 齊藤登】
eda.jpg
bro.jpg
huyu.jpg
soufu.jpg

公開討論会「原発事故・放射能汚染と農業・農村の復興の道」に参加してきます。

明日(1月20日)、立教大学において下記の公開討論会が開催されますので、参加してきます。

公開討論会「原発事故・放射能汚染と農業・農村の復興の道」
(開催趣旨)
今回の原発事故を経験して、有機農業と原発は原理的に相容れないことを痛切に実感しまへのした。同時に有機農業は安全性論だけに依存しすぎていたことへの痛切な反省も迫られています。今回の公開討論会ではそうした認識を踏まえて、以下の諸点について語り合いたいと思います。
①放射能の危険性をどのように認識するのか。特に、内部被ばくと低線量被ばくの危険性認識をめぐって。
②「危険だ、避難せよ」という判断と呼びかけをめぐって、農業と風土的暮らしは土地を捨てては成り立たないことをどう考えるか。安全性の社会的保証と被災地復興の追及は、簡単には両立しないのではないか。
③放射能汚染の下で自然はこれからどのように推移していくのか。人は逃げられるが自然は逃げられない。
④科学者の役割とあり方。危険の中に生きる人びとへの助言も必要。煽ることから冷静な認識は生まれない。

討論者
小出裕章:京都大学原子炉実験所助教
明峯哲夫:有機農業技術会議代表理事
中島紀一:茨城大学名誉教授
菅野正寿:福島県有機農業ネットワーク理事長

日時
2013年1月20日(日)13:30~17:00

場所
立教大学 池袋キャンパス マキムホール(15号館) M202教室

【特定非営利活動法人福島県有機農業ネットワーク事務局】
★http://www.farm-n.jp/yuuki/
【二本松農園】
★http://www.farm-n.jp/index.php
【特定非営利活動法人がんばろう福島、農業者等の会】
★http://www.farm-n.jp/fukushimafarmers/index.html

心をつなぐ「餅つき大会」~南相馬市小高区より~

yuki.jpg
2013年1月14日、福島県も大雪となりました。
福島県有機農業ネットワークでは、この日、有機農業仲間の南相馬市小高区、根本洸一さんの自宅で、小正月の催しとして「餅つき大会」を行いました。小高区は、昨年、警戒区域が解除されたものの、今だに居住は制限され、営農についても、南相馬市全体が今年も稲の作付を見合わせる事を決めた他、用水などのインフラも回復しないままとなっているなど、農業再開には多くの困難が存在しています。このような状況の中でも、根本さんは、農業を再開したいというお気持ちであることから、福島県有機農業ネットワークとしても、この気持ちを後押しし応援をしていきたいと考え、今回の餅つきも、このような趣旨から開催したものです。降りしきる雪の中、全国から、20団体、40名もの方々に参加いただき、根本さんをはじめとする小高区の農業者を励ますとともに、小高区の現状も認識いただきました。
moti.jpg

餅つきは、根本さんの納屋の前で実施、餅つきは初めてという方もおられましたが、南相馬市で有機稲作を営む安川さんや、有機ネット代表の菅野正寿の手ほどきの元、元気に楽しく餅つきが行われました。
minnna3.jpg
また、地方の農家では、小正月に団子をくしにさし豊作を願いますが、根本さんも、農業が再開できることを願い、団子を木の枝にさし、床の間に飾っていました。
dango.jpg

参加者全員で、餅と郷土料理を食べながら、小高の農業の事を思い、また、互いに今後の活動を確認しあいました。
福島県第一原発に近い、このような小高区などの地域では、農業再開の道は今だ見えない状況にありますが、心を一つに、このような農業に関わる行事や活動を今後も続けてまいります。次は、雪が解ける頃、田植えの準備でしょうか。
minna.jpg
minna2.jpg

(2013年1月14日 NPO法人有機農業ネットワーク事務局)
★NPO法人がんばろう福島、農業者等の会も有機ネット会員として参加

NPO法人がんばろう福島、農業者等の会会員募集と講習会・交流会の開催について

★農業者以外の方も賛助会員として参加いただけます。


(このままFAXでご送信ください。)
FAX 0243-24-1536 あて

2013年1月4日

がんばろう福島、農業者等の会関係者各位

理事長 齊藤登
(事務局 二本松農園内)TEL0243-24-1001

新年あけましておめでとうございます。
がんばろう福島も12月19日にNPO法人になりましたので、本格的に活動を開始したいと思います。
下記のとおり研修会・新年会等ございますので、情報交換の面からも積極的にご参加ください。

1 果菜づくり講習会  
福島県有機農業ネットワーク主催の講習会に参加できます。トマト、メロン、キュウリなどの有機栽培技術について、有機農業技術会議の瀬川守先生と山都町の小川光先生が講習行います。
 日時:2013年1月26日(土)13:00~16:00 場所:(二本松駅前)二本松市市民交流センター
 参加費:無料
  □参加します。 □参加しません。

2 交流新年会
  
福島県有機農業ネットワーク主催の新年会に参加して、県内の農業者等と交流や情報交換を行 
 ことができます。
 日時:2013年1月26日(土)18:00~交流新年会【1泊2日】場所:(岳温泉)「喜ら里」
 参加費:(1泊2食)12000円を予定
  □参加します。□参加しません。

3 がんばろう福島のホームページに書き込みで参加できます。
 
がんばろう福島、農業者等の会の公式ホームページを開設しました。(検索エンジンで「がんばろう福島 農業者等の会」で検索ください。)このホームページには、各農家がブログで参加でき、ホームページのトップに表示されるとともに、参加農家のホームページに誘導することも可能です。表示を希望される方は、下記メルアドに「ブログ参加」旨メールください。使用方法とID・パスワードをお知らせします。
メルアド  g@farm-n.jp ジー アットマーク ファーム ハイフン エヌ ドット ジィピー

4 会員参加と会費納入のお願い 
NPO法人がんばろう福島、農業者等の会は、風評被害に対応して、インターネットによるの農産物の販売や首都圏等への直接販売を積極的に行っているほか、今後上記のような情報交換会等も積極的に行っていく予定です。ぜひ、会員になっていただきますようお願いいたします。
なお、設立総会(2012年8月22日開催)で決定された定款や事業内容等については、ホームページからご覧いただけます。
□会員になります。 □会員にはなりません。
★会員になられる場合、年会費3000円(2012年度については、2013年3月31日までの分)を1月31日までに下記に振込いただくか、事務局に直接納入願います。

東邦銀行二本松支店 普通預金口座
(店番号)113 (口座番号) 1164814
(口座名義)特定非営利活動法人がんばろう福島、農業者等の会
       トクヒ)ガンバロウフクシマノウギョウシャトウノカイ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あなた様のお名前
E-mail  

福島県農業者より「2013年あけましておめでとうございます。」

震災から3年目を迎える新春を迎えました。福島県農業を応援いただいている日本中の皆様へ心を込めて「あけましておめでとうございます。」
この3月11日で、震災、原発事故から3年目を迎えます。この間、皆様ご存じのように、福島県農業は風評から差別とも言える苦悩を味わってまいりました。しかし、2年前と違うのは「日本中の応援いただける人々とつながってきている。」ということです。それが、私たち福島県農業者が前に進む力となっています。
久しぶりに紅白歌合戦を見ました。印象的だったのはアフリカの砂漠の大地から歌うMISIAの「明日へ」でした。突き抜けるような青いアフリカの空。「ほんとうの空」のある福島県ですが、しばらくその空を見上げることはなかったように思います。しかし、福島県とつながっているアフリカの空はあんなに青く、生きていた、・・そんな感じがしました。
また、今年は、NHKの大河ドラマ新島八重を主人公とする「八重の桜」も放映されます。八重は「あきらめなければ夢は叶う」と言いました。
福島県には、今、アフリカなどの開発援助にたずさわっていたNGOの方々などの多くが、福島県の復興のために入っていただいています。その方々と、そして福島県農業を応援いただいている日本中の方々と今年も共に歩んでまいります。「あきらめなければ、必ず、夢は叶う。」と信じながら。

2013年1月1日

二本松農園代表 齊藤登
(NPO法人がんばろう福島、農業者等の会理事長)
(NPO法人福島県有機農業ネットワーク理事)


★福島県農業者による農産物直販サイト
http://www.farm-n.jp/index.php
では、新島八重のふるさと、福島県会津地方の伝統料理「こづゆ」も取り扱っています。
お正月にぜひ、ご利用ください。

★写真は、ほんとうの空のある安達太良山、と浪江町の役場(二本松市内に建設)
namie.jpg

プロフィール

NPOがんばろう福島農業者等の会

Author:NPOがんばろう福島農業者等の会
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR