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福島県農業の今

二本松農園の齊藤登です。
久しぶりにブログを書きます。
今、田植え準備の真っ最中なのですが、今日は、
仙台で会議があり、そこから東京へ移動する新幹線の中です。
ちょうど、今、新幹線は、我が家の二本松周辺を通過しています。
桜の花が真っ盛りで、1年で一番良い季節。
思い起こせば、去年の今頃は、水田除染の真っ最中で、
「はたして、田植えが間に合うのか?」とハラハラの毎日でした。
高齢化した農家の中には、除染作業ができず、農業をやめる人も多かった現実があります。
それから1年。去年とは状況は随分違っています。
今年は、除染を行う必要はありませんが、違う状況が頭をよぎります。
はたして「米をつくっても売れるのか?」ということです。
今、福島県農家への販売系アプローチとして、
「あなた方は、東電から損害賠償をもらっているのだから、それ分安くしろ!」
というものがあるようです。
どんなに、除染し、全袋検査をし、よりおいしいものを作ろうとしても、
福島産というだけで、このような交渉へ・・、
これは、風評被害を通り越して、福島県農業に対する、一種の「差別」と言えます。
買付業者は、いいものを安く買えるので(それは、たぶん業務系に回っていくのでしょう。)
メリットがあります。そのため、このような状況は固定化して、なかなか回復しないことになってしまいます。
私達は、それを避けるためにも、流通系ではなくて、直接お買い求めをいただける、いわゆる直販に切り替えていきます。当二本松農園は、震災後、ネット等を通じ全国のたくさんの方々に買い支えていただいておりますので、提携農家(NPO法人がんばろう福島、農業者等の会)を含めて前述のような心配は少ないのですが、ただ、県全体としては「差別」的部分が広がっていると思います。
震災3年目を迎え、現地でも問題点は徐々に変化しつつあります。言えることは、「顔の見える関係でつながっていくこと」がやはり重要だということです。
話は、変わりますが、二本松農園のネットショップ「里山ガーデンファーム」に最近新商品があがりました。「野菜を無駄にしない放射能測定機」購入への募金です。
今の放射能測定方法は、約1kgの野菜を細かく切り刻んで測定機にかける必要があります。
もちろん、その野菜は、使い物にならず廃棄する運命になってしまいます。
二本松農園では、近所のおばあちゃんが栽培した、少量の野菜も売ってあげることがあります。
そうすると、放射能測定を行うと、残る野菜がほとんどない、というような事がよくあります。
せっかく作っても・・・買付でたたかれ、放射能測定でも苦労して・・・このような状況を少しでも改善したいと思っています。その測定機は、開発されたばかりで230万円しますので、私達一農家にはとても手が及びません。ぜひ、募金へのご協力をいただければ幸いです。
購入したあかつきには、募金をいただいた皆様にご報告することはもちろん、当農園においでいただいて、ぜひ、福島県農家がどのように取り組んでいるのかもご視察いただきたいと思います。
また、福島県農業の現状はこのブログでご紹介していきます。


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