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米価暴落 農林水産省に要望を行いました。

次のとおり要望しましたのでお知らせします。
(要望日時)2014年11月19日(水)11:00~11:30
(場所)農林水産省2階会議室
(要望書のあて先)農林水産大臣
(対応者)
●農林水産省生産局農産部穀物課米麦流通加工対策室長 綱澤幹夫
●農林水産省生産局農産部農産企画課課長補佐(需給対策班担当) 西村裕二
(要望者)特定非営利活動法人がんばろう福島、農業者等の会理事長 齊藤登
【要望時にお話しした内容】
(齊藤)対応いただき感謝申し上げる。
ご存じのように、今年の米の概算払い価格は、米づくりを行う事が難しいくらいの低価格である。
このような米農家の窮状を発する場がないことも問題だと思い、11月6日、福島市内で緊急集会を開催して、
みんなの声を集約した。
国に対して、一方的にただ要望を行う趣旨ではない。全国の米農家の現状と声をお伝えし、その上で、
国には、可能なところから実現いただきたいと思っている。私たちも、ただ要望するだけでなく、
時代の流れを踏まえ、さらに努力するところはしていく考えである。
(西村補佐)
去る11月14日、農林水産省では「平成26年産米等への対応について」をまとめた。
内容は、①資金繰り対策 ②ナラシ対策 ③早期の追加支払の要請等
(齋藤)
融資を受けても返せない。ナラシ対策についても、昨年からこの制度に入っていた農家が対象で、今年の対策にはなりにくい。対象農家も限られている
(西村補佐)
米価については、受給バランス、市場価格で決まるのが基本であり、国の政策はその補完的機能となっている。そのような政策、補助金制度で良いのか、ということは財務当局からも指摘されているところではある。
農家の自助努力も必要である。たとえば、貴NPOでは、ネット等を使って市場拡大をしている、と聞いている。
このような活動、行動をぜひ広げていって欲しいところである。
(齊藤)
もちろん、そのような農家自らの努力も少しずつ広がっているが、もともと、食管制度のもと、戦後日本の米農家は、国策として米をつくってきた背景がある。高齢化も進んでいる中で、すぐに直販体制に切り替えていくことは、現実的には難しい。要は、食糧の安全保障の面でも、米づくりに対して、国はどう考えているのか、もっていこうとしているのかである。
(綱澤室長)
給食での国産米使用の拡大について努力していく考え。
(齊藤)
今回の概算払価格については、国の意向は入っていないのか。
(西村補佐)
それはない。全農が提示した価格を踏まえ、対策を行っている。
(齊藤)
国は、本当に「米をつくって欲しい」と思っているのか?それとも、完全に市場原理に任せるつもりなのか?
(西村補佐)
今後も日本で米を作って欲しい、と思っている。自給率を上げる必要がある。
(綱澤室長)
ご要望の内容をさらに拝見し、検討していきたい。
(以上)

要望書
農林水産大臣様

今年の米の概算払価格は、目を覆うばかりの低価格となっている。
完全に採算割れしたこの価格では、米をつくりたくても作れない状況となり、離農者が激増し、結果、日本の食糧の基幹とも言うべき、「米」の生産に大きな影響を与えることとなる。
「瑞穂の国」と言われるように、日本は「米」を生活の糧としてきた。今、この文化が失われようとしている。また、災害等に備える日本の食糧の安全保障の面でも、さらには国土保全の面でも重大な危機である。
米の消費量が減っている、という市場原理のみで、米の価格を決めていいものであろうか。このように、米は日本人の最も基本的な食糧であり、米をつくる事自体が日本人の生活と環境を守っていく、という公共的視点を再認識すべきである。
ここに、次の点を、国に緊急に要望する。

1 今年の米の価格では、来年度に向けた継続的営農も困難となっている。
 緊急に今年の米価格に対する補てん処置を講じる事。
2 今後も永続的に米栽培ができるよう、「米の最低制限買取価格」を決め、それを下回った場合については、その差額について補てんする制度を創設する事。
3 災害に備え、3年分程度、国民が食せる米を備蓄すること。
4 国土保全の面から、あるいは、災害発生等に対応するため、米を作付しないながらも、荒廃地としないよう保全管理している農家に対して、その保全費用を国が賄う制度を設ける事。+
5 米の消費拡大について、国をあげてキャンペーンを展開する事。

私たち農業者も、より、おいしくて安全な米をつくり、農家から消費者への直接的販売、いわゆる「顔の見える関係」を構築するよう努力してまいりますので、ぜひ、上記要望の実現についてお願いいたします。

2014年11月19日

特定非営利活動法人がんばろう福島、農業者等の会
理事長 齊藤登

「米価激安に関する緊急集会」参加者一同 47名
(2014年11月6日 福島市内で開催)








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米価暴落への対策、県に要望

11月17日(月)、まず、福島県農林水産部長に対して要望を行いました。
要望内容は次のとおりです。
11月19日(水)には、東京に行き、農林水産大臣に同様に要望を行います。
(NPO法人がんばろう福島、農業者等の会理事長 齊藤登)
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【福島民報新聞朝刊】

要望書

福島県農林水産部長様

今年の米の概算払価格は、目を覆うばかりの低価格となっている。
完全に採算割れしたこの価格では、米をつくりたくても作れない状況となり、離農者が激増し、結果、日本の食糧の基幹とも言うべき、「米」の生産に大きな影響を与えることとなる。
「瑞穂の国」と言われるように、日本は「米」を生活の糧としてきた。今、この文化が失われようとしている。また、災害等に備える日本の食糧の安全保障の面でも、さらには国土保全の面でも重大な危機である。
米の消費量が減っている、という市場原理のみで、米の価格を決めていいものであろうか。このように、米は日本人の最も基本的な食糧であり、米をつくる事自体が日本人の生活と環境を守っていく、という公共的視点を再認識すべきである。
ここに、次の点を、国に緊急に要望する。

1 今年の米の価格では、来年度に向けた継続的営農も困難となっている。
 緊急に今年の米価格に対する補てん処置を講じる事。
2 今後も永続的に米栽培ができるよう、「米の最低制限買取価格」を決め、それを下回った場合については、その差額について補てんする制度を創設する事。
3 災害に備え、  3年分程度、国民が食せる米を備蓄すること。
4 国土保全の面から、あるいは、災害発生等に対応するため、米を作付しないながらも、荒廃地としないよう保全管理している農家に対して、その保全費用を国が賄う制度を設ける事。
5 米の消費拡大について、国をあげてキャンペーンを展開する事。
6 上記要望について、福島県からも国に要望を行うとともに、県独自の制度で行えるものについては実施していく事。

私たち農業者も、より、おいしくて安全な米をつくり、農家から消費者への直接的販売、いわゆる「顔の見える関係」を構築するよう努力してまいりますので、ぜひ、上記要望の実現についてお願いいたします。

2014年11月17日

特定非営利活動法人がんばろう福島、農業者等の会
理事長 齊藤登

「米価激安に関する緊急集会」参加者一同 47名
(2014年11月6日 福島市内で開催)
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