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震災から5年~福島の農家より~

二本松農園の齊藤登です。いつも福島県農産物をご利用いただきましてありがとうございます。
まもなく、震災から5年を迎えます。
私の頭の中では、この5年間は長かったような、短かったような不思議な感覚に見舞われます。それだけ、色々な事があったということでしょうか。
震災前の農業がどのようにやっていたのか、改めて考えないと思い出せないようにもなっています。
2011年3月11日、午後2時46分、私は、仲間のスタッフと一緒に、来る露地きゅうりの季節を前に、畑づくりの作業を行っていました。めまいかな?と思えるほどの、立っていられないくらいのゆれ、近くの山が崩れてくるかと思いました。
数日後には、空中放射線が毎時5マイクロシーベルト、当時40アール作っていた「ほうれん草」が全部出荷停止・・・「はたしてこの先農業をやっていけるのか・・」と思いました。しかし、世の中何が起きるのかは本当に分かりません。
6月に収穫した新たな野菜からは、放射能がほとんど検出されませんでした。これは、日本の農業が畑の手入れが良かった事から、土の中のカリ成分が多かったせいだと言われていますが、まさに「奇跡」でした。また、全国の皆様に買い支えをいただき、この5年間やってこれました。
しかしながら、5年過ぎた今でも、残念ながら、いわゆる「風評被害」は続いています。先日、福島の地方紙に「福島県産の米が、県外の小売店で販売されている量は、震災前の4分の1」という衝撃的な記事が載っていました。いくら、放射能をはかって、出なくても、なかなか流通が復活しない・・・これは、風評被害ではなく、福島県産農産物の「除外」という事になってしまいます。「どうか福島の農産物を正当に扱って欲しい!」これが福島県農業者からの望みです。
でも負けないようにがんばっていきます。仲間の50農家でNPOをつくり直販活動を行っていますが、毎月お送りできるセット野菜(ふくしま新ブランド)は現在330人、ワンコイン(500円)で毎月福島の旬の農産物を1品お送りするものも現在330人、神奈川県内では定期的に販売会を行っていただいています。ネットでのお買い求めも続けていただいています。
私たちの今の希望は、このように、「福島とつながっていただいている方々がいる!」ということです。
農業の衰退は、福島県だけではないのかもしれません。しかし、福島県はそれに風評被害という要因が加わり、衰退の傾向が加速していると言わざるを得ません。震災後、あの修羅場の中でも何とかやってきたように、ここも、ひとつがんばっていきます。
今年は、福島の農家を訪ねていただく活動も積極的に行っていきたいと考えています。
福島の現状を見ていただき、福島で起きている事は、実は福島だけの問題ではないこと、
日本の食をめぐる現状でもある事を感じていただきたいと思っています。そして、人々が「つながれば」この苦境も脱出できる事を思い描いていただきたいと思っています。
「顔の見える関係に風評被害はなし。」この言葉を、心から震災5年目の今、お伝えしたいと思います。
ありがとうございます。

2016年3月8日
NPO法人がんばろう福島、農業者等の会
農業生産法人二本松農園 代表 齊藤登

【福島県産農産物を買って応援するには ↓ 】

➀ 福島県産農産物は次のネットショップでお買い求めいただけます。募金もできます。
検索エンジンで「里山ガーデンファーム」で検索!
http://www.nihonmatsu-farm.com/

② 福島県産の「魚と肉」もネットで直接お買い求めいただけるようになりました!
(上記➀の店舗からリンクを張っています。)💛現在「カニ」と、伊達地鶏の「しゃぶしゃぶ」が人気です!ホワイトデーにいかがですか。
http://farm1002.mm.shopserve.jp/
③ 毎月お届けのセット野菜「ふくしま新ブランド」
は、➀の店舗からネット予約いただけます。電話(0243-24-1001)・FAXでも受け付けています。
④ 毎月500円で福島県産農産物がお一人に1品届く「ワンコイン作戦」は、次のメールにお問い合わせください。【職場向けで50名様以上が対象】
http://www.farm-n.jp/fukushimafarmers/150619.pdf
  農業生産法人二本松農園 齊藤登 s@farm-n.jp
➄ 3F(Fukushima Face to Face)システム
  農家が、その日出荷できる農産物をネットに載せ、それを、旅館ホテル・飲食店等業界関係者が直接買い付けでき(送料無料)、月1回一括決済できる3Fシステムが注目されています。
http://nihonmatufarm.blog65.fc2.com/blog-entry-693.html
 ご使用希望の方は、次にお問い合わせください。
  NPO法人がんばろう福島、農業者等の会事務局
農業生産法人二本松農園 代表 齊藤登 ☎0243-24-1001
⑥ 福島の農家を訪ね、福島県農業の現状を知ることのできる「スタディファーム」も行っています。皆さんの元に出張することも可能です。
http://www.farm-n.jp/study/
⑦ 次の店舗と販売イベントでは、定期的に福島県産農産物を販売いただいています。
◎(店舗)エシカル市場・藤沢
  神奈川県藤沢市藤沢1026-5
☎0466-52-4366
http://www.farm-n.jp/ethical/
◎ カトリック戸塚教会【毎月1回日曜日の午前中に販売イベントを開催】
  横浜市戸塚区矢部町641
☎0243-24-1001(開催日等は二本松農園にお問い合わせください。)
◎ カトリック原宿教会【基本的に毎月第2・第4日曜日の午前中に販売イベントを開催】
  横浜市戸塚区原宿4-35-1
☎0243-24-1001(開催日等は二本松農園にお問い合わせください。)
⑧ 3月13日(日)次の復興イベントにおじゃまします。
  平成28年3月13日(日)10~16時
  「うらやす復興のつどい」
   京葉線「新浦安駅」前(ダイエー側)
  ※齊藤登が出張し、「震災後の福島県農業の現状」についてお話しするとともに、各種福島県産農産物を販売します。ぜひ、お越しください。

震災直後2011年5月20日の二本松農園(この時の空中放射線は、毎時5マイクロシーベルト)
20160308.jpg

現在、全国330名の皆様にご利用いただいている、毎月お届けのセット野菜
「ふくしま新ブランド」 ◆お申込みはこちら  http://www.nihonmatsu-farm.com/
IMG_8791-2_2016030809365356f.jpg



福島県の米が県外の小売店で販売されている量は、震災前の約4分の1(福島民報新聞の記事より)
16030802-2.jpg

NPO法人がんばろう福島、農業者等の会(農業生産法人二本松農園)
の活動を大きく伝える東京新聞の記事(2016.2.9朝刊)
16030803-2.jpg

  


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